火間虫入道     -信長の野望 蒐集者の庭-:2009年十大ニュース

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毎年恒例となった年末の10大ニュース企画です。
儚雪の空様主催の 「2009年十大ニュース〜今年のニュース超盛るぜぇ〜」にも参加させていただきました。
今年1年の間に起きた戦国武将や城郭といった戦国時代に関するニュースや、
『信長の野望』や『戦国無双』といった歴史ゲームの事で特に気になったものを紹介します。
2009年のニュースを再発掘

2009年版 戦国時代関連10大ニュース

●[ゲーム]  信長の野望シリーズ4年ぶりの最新作『信長の野望・天道』発売
     http://www.4gamer.net/games/090/G009069/20090626049/

今年の最大の出来事は「信長の野望シリーズ」の第13作『信長の野望・天道』の発売です。
前作の『革新』をベースに、拠点を「道」で繋いで勢力を広げていくシステムに発展させております。
より軍の進め方が重要となりましたが、反面「内政」や「計略」がおざなりになったような感じがあります。
発売当初は映画「火天の城」や日本各地とタイアップした武将を配布するなど、イベントがありましたが、
最近はすっかり動きが無くなってしまい、寂しい限り。
久しぶりに新武将配布ページを更新しようかな?
【関連サイト】
>>『信長の野望・天道』公式ページ
>>『信長の野望・天道』ユーザーズページ

●[ネット]  シバタツさん 活動休止 『司馬鏡 −SHIBAKAGAMI−』完全閉鎖
     http://www.tv-naruto.ne.jp/sibakagami/

今年最もショックだった話です。
歴代「信長の野望」「三国志」「太閤立志伝」の武将の顔グラをネタに愉快なコメントで紹介されていた
『シバタツの野望 全・国・版』が2005年に閉鎖、2008年に『司馬鏡 −SHIBAKAGAMI−』
サイト名を変えて復活し、「源平合戦」や「大航海時代」といった光栄のレトロゲームにまで手を広げられ、
『信長の野望・天道』の発売で、さらに勢いを増すものかと思いましたが、突然の活動中止と閉鎖宣言。
非常に残念で、もったいないことでした。

●[ゲーム]  『戦国無双3』Wiiで発売 発表会に任天堂の宮本茂氏やGACKTなど、豪華ゲスト
     http://www.4gamer.net/games/096/G009640/20090805051/

戦国無双シリーズの最新作『戦国無双3』が Wii で発売されました。
追加キャラは加藤清正黒田官兵衛立花宗茂、 甲斐姫、 北条氏康竹中重治毛利元就の8名。
今作では任天堂の『謎の村雨城』とコラボした「村雨城モード」も追加されております。
来年、 PS3 か XBOX360 で更にキャラが追加された『戦国無双Σ』とか発表されるんじゃないかと不安と期待が。
>>コーエー「史上最大級の戦国イベント」を1月7日に発表

●[お城]  信長の居城がリアルに蘇る……『週刊 安土城をつくる』創刊!
    http://deagostini.jp/azc/

デアゴスティーニから、毎週発売の付録つき雑誌『週刊 安土城をつくる』が創刊されました。
雑誌に付いてくる部材を組み立てて、安土城を完成させる本シリーズは全110号の長期シリーズ。
来週発売される最新刊が47号ということは・・・・まだ半分も発売されていない!?
【関連サイト】>>週刊安土城をつくる〜安土城築城記〜

●[お城]  姫路城「平成の大修理」始まる 2014年度に終了予定
     http://himeji.keizai.biz/headline/143/

世界遺産の姫路城で「平成の大修理」が始まりました。
工事期間は5年の予定で、素屋根の建設が始まるまでは今まで通り見学が出来ますが、
工事の始まる2010年4月12日以降は完成するまで大天守内部への入場が出来なくなります。
【関連情報】
>>姫路城大天守保存修理事業に関するよくある質問 ...[姫路市]
>>姫路城ど〜んと実物大/覆い屋に描きPRへ ...[マイタウン朝日]
>>姫路城「大修理」寄付金、目標の半分程度? ...[読売新聞]

●[発見]  木津川・鹿背山城跡で櫓跡や建物跡など出土 最古の「多聞櫓」か?
     http://www.sankei-kansai.com/2009/03/26/20090326-007889.php

16世紀後期に大和を支配した松永久秀が改修した鹿背山城の発掘調査で、
土塁の上に建てられていた櫓跡や掘立柱建物跡の一部が見つかりました。
土塁上に櫓と長屋状の建物を築いた「多聞櫓」と言われる築城法は、松永久秀の
多聞山城が最初といわれいますが、今回の調査結果で最古の確認例となりそうです。

●[ネット]  Google、快適な日本語入力を可能にするIME「Google 日本語入力」ベータ版を公開
     http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20091203_333026.html

Google より無料の日本語入力システム「Google 日本語入力」のベータ版が公開されました。
登録されている語句が非常に多く、板部岡江雪斎さんや奥村長福さん、立花ァ千代さまといった、
多少マイナーな戦国武将名もストレス無く変換されます。
無論、日本人だけでなく三国志や水滸伝といった海外の人物名や歴史用語も登録されているため、
歴史関係のサイトやブログを制作されている方にはお薦めなソフトです。
【関連記事】
>>意外にゲームマニアだった「Google日本語入力」先生に萌える ...[ITmedia Gamez]
>>「Google 日本語入力」関連 ...[三国志ニュース様]

●[発見]  「御所参内・聚楽第行幸図屏風」上越市で発見 秀吉の聚楽第行幸を忠実に
     http://www.asahi.com/culture/update/0911/TKY200909110178.html

豊臣秀吉が後陽成天皇を「聚楽第」に招待した際の様子を描いた2枚1組の
「御所参内・聚楽第行幸図屏風」が、新潟県上越市の個人宅で発見されました。
これまでに聚楽第が描かれた屏風は尼崎市教育委員会所蔵の「洛中洛外図屏風」と、
三井文庫所蔵の「聚楽第図屏風」、堺市立博物館所蔵の「聚楽第行幸図屏風」、
などの3例があり、今回上越市で発見された屏風が4例目となります。

●[メディア]  2011年の大河ドラマは「江 〜姫たちの戦国〜」に決定!
     http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/21488.html

2011年のNHK大河ドラマは、信長の妹・お市の方の3女にして、徳川2代将軍・秀忠の正室、
3代将軍・家光の生母・於江の生涯を描いた「江 〜姫たちの戦国〜」に決まりました。
2011年には今年の『天地人』と同じように便乗ページを作るかもしれません。
この2,3年くらいで保科正之本多忠勝&本多忠朝真田幸村黒田官兵衛加藤清正
藤堂高虎、 塚原卜伝と、大河ドラマの誘致合戦が活発です。

●[メディア]  歴女ブーム?
     http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090818/biz0908180752000-n1.htm

新聞やネットといったメディアで「歴女」というワードが多く見られるようになり、今年の新語・流行語大賞にも入りました。
この手のキーワードは、「団塊の世代」みたいにマーケッティングする側が一番多く使っているような気がします。
10年くらい前の「歴史読本」とか「ゲームパラダイス」の投稿ページを見ると、むしろ男性より多いのでは無いか、
と思えるくらい歴史好きの女性がいるように思えます。
安祥城とか松平郷といったマイナーなスポットに行った際、女性がポツポツいて男性は自分ひとりという状況でした。
このサイトにとってメリットがあったかといえば、戦国時代に関連したニュースが多く扱われることになって、
紹介記事を探す苦労が殆ど無くなったこと。
デメリットは・・・・戦国に関する商品が良くも悪くも大量に出てきて紹介しきれないことかな?

今年最も楽しんだ動画・画像ネタ

今年はあまり面白い動画を取り上げなかったので、
昨年紹介した山本正之「戦国武将のララバイ」の戦国無双MADを掲載。

「ロシア人がリスペクトする武将」ネタは個人的に気に入ってましたが、特に反響はなかったですね・・・・

過去を振り返る、2008年最大のニュース

やはり、昨年の10大ニュースの筆頭に挙げた 戦国関係の「ゆるキャラ」大量発生かな?
【参考】戦国武将をモチーフにしたマスコットキャラ

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まさかこの「ゆるキャラ」たちが『信長の野望・天道』とのタイアップでゲームに登場することになろうとは・・・・

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