『信長の野望 蒼天録』家宝一覧-書物-
- 剣術書 - 特技「剣豪」取得
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 香取神道流書 かとりしんとうりゅうしょ | 飯篠長威斎が開いた剣術・神道流(新当流)の兵法書。長威斎は近世剣法の始祖といわれる兵法者で、塚原卜伝などの剣豪を育て、102歳まで生きた。 |
一等級 日本 | 中条流平法書 ちゅうじょうりゅうへいほうしょ | 中条流平法の極意を記した書。中条流は中条長秀が興した剣術の流派。「戦いを好むは道にあらず」という思想により、「兵法」を「平法」と記したという。 |
二等級 日本 | 新陰百首 しんかげひゃくしゅ | 柳生新陰流の開祖・石舟斎宗厳が、「無刀取り」をはじめとする新陰流の極意・秘伝を歌に詠んだもの。宗厳は徳川家康に出仕を求められたが、拒否している。 |
三等級 日本 | 陰流之私 かげりゅうのひそか | 愛洲移香斎(陰流の開祖)の子・元香斎が著した書。元香斎は上泉信綱の師といわれる人物。具体的かつ技術的内容を持った、本格的な伝書といわれている。 |
四等級 日本 | 五輪書 ごりんのしょ | 二天一流の剣豪・宮本武蔵が著した書。地・水・火・風・空の5巻からなり、修業の心がけ、二天一流の理論、実戦における駆け引きなどを記述している。 |
五等級 日本 | 平法口決 へいほうくけつ | 中条流の秘伝書。開祖は中条兵庫頭長秀で、室町時代の人。中条流平法は、富田流、一刀流の源流となった。中条流自体は若狭・陸前を中心に伝承された。 |
六等級 日本 | 一刀流口伝書 いっとうりゅうくでんしょ | 一刀流の秘伝書。一刀流は、鐘捲自斎に神陰流を学んだ伊東一刀斎が創始した。弟子の小野忠明は、2代将軍・徳川秀忠の剣術指南役であったほどの達人。 |
七等級 日本 | 田宮流居合書 たみやりゅういあいしょ | 田宮抜刀流の開祖・田宮平兵衛重政が著した書。重政は長柄の太刀を好んだ剣豪で、その子・長勝は徳川頼宣に仕えた。以来紀州藩では田宮流が盛んになった。 |
八等級 日本 | 夕雲流剣術書 せきうんりゅうけんじゅつしょ | 無住心剣流の開祖・針ヶ谷夕雲が著した書。夕雲は戦国時代末期の剣豪で、小笠原源信斎に師事した。生涯で52回の真剣試合を行ったという。 |
九等級 日本 | 平常無敵書 へいじょうむてきしょ | 山内蓮心が開いた平常無敵流の極意を記した書。山内蓮心は「古今独歩の名人」と称せられた剣豪。寺田五郎右衛門などが門下生だったといわれる。 |
十等級 日本 | 本朝武芸小伝 ほんちょうぶげいしょうでん | 日夏繁高が著した武道書。兵法、馬術、砲術、槍術などに秀でた室町時代以降の武将の列伝を記した。「干城小伝」ともいう。 |
- 農業書 - 特技「農業」取得
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 農業全書 のうぎょうぜんしょ | 宮崎安貞、貝原楽軒らが執筆した江戸時代の農書。安貞が自ら体験し観察した事柄や、中国の農業書の知識とその実践を記録した、大著である。 |
一等級 日本 | 豊年税書 ほうねんぜいしょ | 江戸時代初期に成立した農政書。著者は不明。農民の公事訴訟や諸願を奉行・代官に取次がず、押え置く庄屋がいたことなど、当時の農村の模様を伝える。 |
二等級 明国 | 農政全書 のうせいぜんしょ | 中国清代の徐光啓が著した農業総合書。農具、水利、園芸など多岐に渡って記述されている。戦国時代には集約農業が確立し、生産力は飛躍的に増大した。 |
三等級 日本 | 農具便利論 のうぐべんりろん | 大蔵永常が農具の種類と活用法について詳しく述べた解説書。全3巻。土地柄や土質の違いによる農具の使用法の違いなどが記してある。 |
四等級 日本 | 広益国産考 こうえきこくさんこう | 大蔵永常が記した農学書。永常は九州から東国に至るまで、農業・農法を実地で学ぶことを心がけた。この書物は永常の生涯の結晶ともいうべき書である。 |
五等級 日本 | 清良記 せいりょうき | 西園寺家に仕えて知勇兼備を謳われた武将・土居清良の一代記。全30巻。そのうち第7巻「親民鑑月集」は日本最古の農書として知られている。 |
六等級 日本 | 除蝗録 じょこうろく | 大蔵永常が鯨油による稲作害虫策について論じた農書。「蝗」はイナゴの意。鯨油のない地域についても菜種油などでの対策を報じている。 |
七等級 日本 | 家業伝 かぎょうでん | 河内国の住人・木下清左衛門が記した農書。畿内は農業の生産力が高かった。その理由は、農民らが団結して自治体を作っていたからだといわれている。 |
八等級 日本 | 会津農書 あいづのうしょ | 佐瀬与次右衛門が記した、江戸時代の農書。当時の会津地方の農業についてまとめたもの。寒地農法の肥料や稲の品種、栽培法などがつぶさに記されている。 |
九等級 日本 | 南遊紀行 なんゆうきこう | 江戸初期の儒学者・貝原益軒が、畿内五州をまわった際に記した紀行文。益軒は高齢の身で各地を旅し、各地の農作物などについても言及している。 |
十等級 日本 | 毛吹草 けふきぐさ | 松江重頼らが編纂した江戸時代の俳諧作法集。全7巻。第4巻に各地の名産品が紹介され、当時の農作物の実態について知ることができる。 |
- 商業書 - 特技「商業」取得
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 経済録 けいざいろく | 儒学者・太宰春台の著書。政治、経済、教育など幅広い分野について論じる。特に経済については時・理・勢・人情を知ることが肝要であると説いている。 |
一等級 日本 | 天王寺屋会記 てんのうじやかいき | 戦国時代の豪商・天王寺屋を営んだ津田家の当主3人の茶会記。「津田宗及茶湯日記」とも。当時の茶会の模様を記した内容は史料として高く評価されている。 |
二等級 日本 | 今井宗久日記 いまいそうきゅうにっき | 織田信長の茶頭を務めた堺の豪商・今井宗久の日記。全10巻。この日記の中から、茶会記だけを抜き出したものが『今井宗久茶湯書抜』である。 |
三等級 日本 | 蔭凉軒日録 おんりょうけんにちろく | 室町時代、京都相国寺鹿苑院・蔭凉軒主が記した公用日記。主に僧職の任免の記録である。蔭凉軒主とは僧職人事を司る「僧録」の補佐役職のことをいう。 |
四等級 日本 | 島井宗室訓戒 しまいそうしつくんかい | 博多の豪商・島井宗室が、養子の神屋信吉に遺した15カ条の遺言。宗室自身の40歳までの半生を綴り、交友関係、生活態度に注意を与えた、戒めの書。 |
五等級 日本 | 町人考見録 ちょうにんこうけんろく | 商人・三井高房が記した町人の心得帖。有力町人の盛衰を分析し、教訓としたもの。子孫のために残したともいわれ、豪奢を禁じ、倹約を重んじるよう諭す。 |
六等級 日本 | 宗湛日記 そうたんにっき | 博多の豪商・神谷宗湛が1586年から1613年にかけて記録した日記。豊臣秀吉や堺の豪商たちとの、茶会を通しての交流が詳しく記述されている。 |
七等級 日本 | 梅津政景日記 うめづまさかげにっき | 佐竹家臣・梅津政景の日記。政景は銀山奉行や町奉行などを務めた。鉱山行政や城の財政だけでなく、武士や庶民の生活を知る貴重な資料の1つである。 |
八等級 日本 | 松屋筆記 まつやひっき | 奈良の富商・松屋の当主3代の茶会記。『松屋日記』ともいう。天と地の2巻からなり、天之巻は3代久政と4代久好、地之巻は5代久重の茶会記である。 |
九等級 日本 | 中島両以記文 なかじまりょういきぶん | 美濃の豪商・中島両以が記した自叙伝。中島家の由来や町人としての心得を記したもので、子孫への戒めの言葉などで綴られている。 |
十等級 日本 | 身自鏡 みのかがみ | 元就・輝元・秀就の毛利家3代に仕えた玉木吉保が1617年に完成させた自叙伝。戦国時代の地方武士の生活を知る上での貴重な資料である。 |
- 建築書 - 特技「改修」取得
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 築城記 ちくじょうき | 戦国時代に記された築城の手引き書。山城、平城それぞれについて築城法が記されている。写本の1つは越前朝倉家にも秘蔵されていた。 |
一等級 日本 | 甲陽軍鑑 こうようぐんかん | 甲州流軍学書。武田家臣・高坂昌信とその甥・春日惣次郎が書いたものを江戸初期に小幡景憲が編纂し成立させた。武田信玄・勝頼親子の事跡が描かれている。 |
二等級 日本 | 秘伝軍礼聞書 ひでんぐんれいききがき | 戦国時代に記された武芸書。実戦的な記述が多く見られる。城攻めの方法やそれに対処する城の守り方、築城法などがつぶさに記されている。 |
三等級 日本 | 愚子見記 ぐしけんき | 江戸時代、寺大工・平政隆が法隆寺へ献納した建築書。大工職に必要な知識や技能のほか、天守の創案者は丹羽長秀であると説いている。 |
四等級 日本 | 惣地取奥義 そうじどりおうぎ | 室町時代に記された知識書。著者不明。各土地に関する情報や地質についての観察が充実している。築城法に関する記述もみられる。 |
五等級 日本 | 匠明 しょうみょう | 江戸幕府の作事棟梁・平内政信が著した日本最古の木割書。建物に使用する木材の寸法のほか、各建物や部分の呼称など大工に必要な知識が記されている。 |
六等級 日本 | 匠家極秘伝 しょうかごくひでん | 江戸時代初期の建築書。築城家で有名な藤堂高虎が参考にしたとも、記したともいわれる。戦国時代の築城技術は軍略の根幹に関わるため、秘伝のものが多い。 |
七等級 日本 | 武教全書 ぶきょうぜんしょ | 山鹿流兵法の祖・山鹿素行が著した築城書。素行は江戸初期の儒者・兵学者で、赤穂藩に仕えた。戦国時代末期の築城法をよく伝える書として知られる。 |
八等級 日本 | 匠道奥秘巻 しょうどうおうひかん | 江戸時代初期に記されたといわれる建築書。著者未詳。築城技術も含め、種々の建造物の建て方が記されているほか、匠の心得も書かれている。 |
九等級 日本 | 士鑑用法 しかんようほう | 北条流兵法の祖・北条氏長が著した築城書。氏長は江戸初期の兵学者で、小幡景憲に兵法を学んだという。戦国時代末期の築城法を伝える書として知られる。 |
十等級 日本 | 兵法雄鑑 ひょうほうゆうかん | 北条流兵法の祖・北条氏長が著した築城書。地形の選定方法や縄張の方法など、城を築く際の注意点を図解入りで説明している。 |
- 逸話物 - 特技「登用」取得
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 徒然草 つれづれぐさ | 鎌倉時代末、当時一流の文化人であった兼好法師が記した名随筆。自然の風物、人間観察、有職故実などその題材は幅広く、格調高い文体で綴られている。 |
一等級 日本 | 明良洪範 めいりょうこうはん | 江戸時代後期に成立した逸話物。慶長から正徳(1596〜1715)までの、様々な武将の言行が記されており、武士の心構えを説く内容となっている。 |
二等級 日本 | 閑吟集 かんぎんしゅう | 室町時代後期に流行した小歌を編纂したもの。動乱期に生きた庶民の悲喜交々の歌が収められている。「閑吟」とは雅びに詩歌を吟ずるという意味である。 |
三等級 日本 | 常山紀談 じょうざんきだん | 湯浅常山が著した書物。戦国時代から江戸時代初期にかけての武将列伝や逸話を諸書から抜粋したもの。平易な文で当時の武将の生き様を活写している。 |
四等級 日本 | 方丈記 ほうじょうき | 鎌倉時代初期、鴨長明が記した名随筆。源平の騒乱、京の荒廃、飢饉などによる辛苦の時代を生きた長明が、日野山の草庵で己の無常の心の内を記したもの。 |
五等級 日本 | 宇治拾遺物語 うじしゅういものがたり | 鎌倉時代初期に編まれた説話集。編者未詳。大部分が日本の説話であるが、インド、中国の説話も含まれる。「こぶとり爺さん」「雀の恩返し」などが有名。 |
六等級 日本 | 老人雑話 ろうじんざつわ | 江戸初期、朱子学者でもあった伊藤坦庵が記した逸話物。師の江村専斎の談話をもとに綴ったもの。戦国武将の逸話や当時の人々の生活が描かれている。 |
七等級 日本 | 武野燭談 ぶやしょくだん | 徳川幕府創建に活躍した一門・家臣の列伝を綴った武家物語。著者は木村高敦とされる。徳川家康、秀忠、酒井忠勝、土井利勝らが描かれている。 |
八等級 日本 | 翁草 おきなぐさ | 神沢貞幹が著した随筆。鎌倉時代以降の歴史、伝説、有職故実などを諸書から抜き書きし、また貞幹自身の見聞した事件なども書き留めている。 |
九等級 日本 | 落穂集 おちぼしゅう | 江戸時代の地方書の1つ。成立と著者は定かでない。内容は検地や訴訟など、当時の法制度や経済に関する記述が豊富である。 |
十等級 日本 | 二条河原落書 にじょうがわららくしょ | 建武の新政を風刺した落書き書。京の人人が多く集まる二条河原で、当時の世相を批判した文が木札に貼り出され、人々はこれを見て議論しあったという。 |
- 外交書 - 特技「弁舌」取得
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 善隣国宝記 ぜんりんこくほうき | 室町幕府の外交官を務めた禅僧・瑞渓周鳳が記した対外交渉の知識書。3巻からなり、古代から室町時代までの対明・対朝鮮外交について詳説されている。 |
一等級 日本 | 臥雲日件録 がうんにっけんろく | 「善隣国宝記」を著した禅僧・瑞渓周鳳の日記。将軍・足利義政の寵臣3名を、「三魔」と表したり、節分の豆まきの模様を記すなど、その内容は多岐に渡る。 |
二等級 日本 | 歴代宝案 れきだいほうあん | 室町時代以降に琉球国が取り扱った外交文書をまとめたもの。琉球は東南アジア諸国や中国とも活発に交易をして、室町時代には黄金期を迎えていた。 |
三等級 明国 | 海東諸国記 かいとうしょこくき | 朝鮮の申叔舟が、朝鮮と日本、および朝鮮と琉球の外交関係についてまとめた地誌。中世の日朝関係を知るための資料として価値が高い。 |
四等級 日本 | 異国日記 いこくにっき | 金地院崇伝が著した外交書。江戸時代初期のアジアやヨーロッパ諸国の状況が描かれている。各種貿易品などについての記述も見られる。 |
五等級 明国 | 日本一鑑 にほんいっかん | 中国明代の使節であった鄭舜功が著した日本見聞録。3年間の在日の末に明に帰国し、これを記したという。豊後の様子や鉄砲についての記述などが見られる。 |
六等級 日本 | 西遊雑記 さいゆうざっき | 古川古松軒が著した紀行文。58歳という高齢で単身で九州に赴いた際の記録。このほかに63歳で蝦夷地を訪問した時の記録『東遊雑記』も記している。 |
七等級 日本 | 東国紀行 とうごくきこう | 室町時代末期、宗牧が記した紀行文。京から石山寺、桑名、熱田などを経て、浅草の観音に参拝するまでを記述する。宗牧は道中、連歌などを残した。 |
八等級 日本 | 都のつと みやこのつと | 南北朝時代の僧・宗久が記した紀行文。筑紫を出立し、東海道を下り、東国、陸奥まで足を運んだ旅の様子が描かれている。道中残した和歌も綴られている。 |
九等級 日本 | 廻国雑記 かいこくざっき | 室町時代後期、聖護院門跡・准三后の道興が記した紀行文。57歳と高齢の身で京を出発、北陸路を進んで関東・東北を訪ねた。道中、和歌などを残した。 |
十等級 日本 | 十六夜日記 いざよいにっき | 鎌倉時代、阿仏尼という女性が記した旅日記。夫・藤原為家の死後、息子のために領地相続の訴訟を起こし、京から鎌倉まで下った旅の経過を綴られている。 |
- 武術書 - 野戦時士気回復
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 竹内流柔術書 たけうちりゅうじゅうじゅつしょ | 竹内流柔術の極意を記した書。竹内流は竹内久盛が、短刀を使って相手を縄で捕まえる小具足の術を修験者から授かり、発展させたもので、柔術の源となった。 |
一等級 日本 | 気楽流武術書 きらくりゅうぶじゅつしょ | 気楽流武術の極意を記した書。気楽流は上野国伊勢崎藩に「御流儀」として伝わった武術で、棒・太刀・鉄扇など様々な武器の使い方も伝える総合武術である。 |
二等級 日本 | 楊心流柔術書 ようしんりゅうじゅうじゅつしょ | 楊心流柔術の極意を記した書。楊心流は肥前の医師・秋山四郎兵衛義時が中国で柔術三手を学び、帰国後開いたもの。名は雪で折れない柳にちなむ。 |
三等級 日本 | 大東流柔術書 だいとうりゅうじゅうじゅつしょ | 大東流柔術の極意を記した書。大東流は新羅三郎義光を遠祖とする合気の術。源家伝来の旗と鎧と共に甲斐武田家に伝来した。大東は義光が昔住んでいた地名。 |
四等級 日本 | 高木流柔術書 たかぎりゅうじゅうじゅつしょ | 高木流柔術の極意を記した書。高木流は伊達家臣・高木折右衛門に学んだ美作国の高木馬之輔が、竹内流を免許皆伝した後、それを研鑽して創始した流派。 |
五等級 日本 | 福野流柔術書 ふくのりゅうじゅうじゅつしょ | 福野七郎左衞門正勝が著した柔術書。正勝は中国人・陳元贇に中国拳法を学び、良移心当流を興した。その技は直信流や起倒流に受け継がれていった。 |
六等級 日本 | 心眼流柔術書 しんがんりゅうじゅうじゅつしょ | 柳生心眼流柔術の極意を記した書。柳生心眼流は、竹永隼人直入が柳生但島守に新陰流の極意を授かり、仙台で始めた柔術の一派。 |
七等級 日本 | 磯貝流柔術書 いそがいりゅうじゅうじゅつしょ | 磯貝次郎左衛門が著した柔術書。左衛門は福野七郎右衛門、三浦与次右衛門義辰とともに陳元贇に中国拳法を学んだとされる「三浪人」のひとり。 |
八等級 日本 | 起倒流柔術書 きとうりゅうじゅうじゅつしょ | 起倒流柔術の極意を記した書。起倒流は柳生宗矩の門下生・茨城専斎俊房らが創始した柔術の一派。のちに多くの分派が起倒流から興った。 |
九等級 日本 | 三浦流柔術書 みうらりゅうじゅうじゅつしょ | 三浦流柔術の極意を記した書。三浦流は肥前国の医師であった三浦楊心が、怪我や疾病予防のための体裁きを弟子らと考案し、これを柔術へと発展させたもの。 |
十等級 日本 | 関口流柔術書 せきぐちりゅうじゅうじゅつしょ | 関口流柔術の極意を記した書。関口流は関口弥六左衛門氏宗が中国拳法、居合、組打ちの法などを学んで創始した一派。総合武術として名が知られる。 |
- 馬術書 - 逃亡確率上昇
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 大坪流桐坪巻 おおつぼりゅうきりつぼのまき | 大坪流馬術の極意を記した書。大坪流の開祖・大坪慶秀は、小笠原流馬術を修めた後、師匠の推挙で室町幕府3代将軍・足利義満の馬術師範となったという。 |
一等級 日本 | 人見流馬術書 ひとみりゅうばじゅつしょ | 人見流馬術の極意を記した書。人見流は江戸時代に発展を遂げた馬術で、日露戦争で活躍した陸軍大将・乃木希典が、幼少期に習っていた馬術として知られる。 |
二等級 日本 | 小笠原流庭乗 おがさわらりゅうにわのり | 小笠原流馬術の極意を記した書。小笠原流は源頼朝が小笠原長清に命じ、武術や武家の諸儀式を制定させた事に始まる。以来、同家は「弓馬の家」と呼ばれた。 |
三等級 日本 | 荒木流馬術書 あらきりゅうばじゅつしょ | 荒木流馬術の極意を記した書。荒木流の開祖・荒木元清は荒木村重の一族。村重が織田信長に背くと摂津花隈城を守るが敗れて逃亡、のちに豊臣秀吉に仕えた。 |
四等級 日本 | 八条流幸秀論 はちじょうりゅうこうしゅうろん | 八条流馬術の極意を記した書。八条流は八条近江守源房繁が小笠原流を習得した後、馬術印可を受けて創始した。房繁は大坪慶秀と並ぶ「騎法中興の祖」。 |
五等級 日本 | 神当流音捨巻 しんとうりゅうおんしゃのまき | 神(新)当流馬術の極意を記した書。神当流は剣豪・塚原卜伝高幹を祖とする流派。剣術が最も名高いが、槍術、薙刀術などとともに馬術も研究された。 |
六等級 日本 | 騎士用本 きしようほん | 西洋馬術の指南書。西洋では十字軍遠征以降、アラブ馬などの良馬が持ち込まれるなどして、馬術の環境と技術が向上していった。 |
七等級 日本 | 射法一統 しゃほういっとう | 室町時代に編まれた馬術書。修練馬術である笠懸、犬追物、流鏑馬など馬上から弓で射る技を解説したもの。室町時代は馬術が最も華やかだった時代であった。 |
八等級 日本 | 馬術秘書 ばじゅつひしょ | 室町時代に編まれた馬術書。馬術一般について解説している。戦闘馬術は源平合戦後に廃れたが、代わって武技としての修練馬術が武士の間で盛んになった。 |
九等級 日本 | 馬術歌之書 ばじゅつうたのしょ | 室町時代に編まれた馬術書。編者不明。室町時代、身分の低い武士や庶民の間で流行した宴曲や小歌の中から、馬術や馬に関連したものを集め、編纂した書物。 |
十等級 日本 | 庭乗之書 にわのりのしょ | 修練馬術の1つ「庭乗」についてに書かれた室町時代の馬術書。庭乗とは射術を伴わず、純粋に馬を操る技を究めようとする武技をいう。 |
- 砲術書 - 雨天時射撃可能
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 稲富流砲術書 いなどめりゅうほうじゅつしょ | 稲富流砲術の極意を記した書。稲富流の開祖・稲富祐直は一色家や細川家に仕えた後、江戸幕府の砲術方となって活躍。その砲術は天下一と称された。 |
二等級 日本 | 津田流砲術書 つだりゅうほうじゅつしょ | 津田流砲術の極意を記した書。津田流の開祖・津田監物算長は種子島で砲術を学んだ人物。のちに持ち帰った技術で、堺を鉄砲の大生産地に発展させた。 |
三等級 日本 | 外記流砲術書 げきりゅうほうじゅつしょ | 外記(井上)流砲術の極意を記した書。外記流の開祖・井上外記正継は徳川家に仕え、幕府鉄砲方となる。のちに稲富直賢と私闘をし、相討ちとなった。 |
四等級 日本 | 田付流砲術書 たづけりゅうほうじゅつしょ | 田付流砲術の極意を記した書。田付流の開祖・田付景澄は稲富祐直、安見右近と並び鉄砲の三名人と称された。徳川家康に仕え、子孫は幕府の鉄砲方を務めた。 |
五等級 日本 | 関流砲術書 せきりゅうほうじゅつしょ | 関流砲術の極意を記した書。関流は江戸時代初め、関之信が創始した。主に大筒に長けており、之信の子・昌信は、大筒「震天銃」を巧みに操ったという。 |
六等級 日本 | 霞流砲術書 かすみりゅうほうじゅつしょ | 霞流砲術の極意を記した書。開祖・丸田盛次は上杉家に仕えた砲術家で、諸国を巡って18人の師に学び、すべて免許皆伝したという。大筒の扱いに優れた。 |
七等級 日本 | 荻野流砲術書 おぎのりゅうほうじゅつしょ | 荻野流砲術の極意を記した書。開祖・荻野六兵衛安重は家伝の大砲を改良して、「早打ち乱玉」という妙技を開発。のちに弟と砲術を研究し、一派を開いた。 |
八等級 日本 | 高島流秘伝書 たかしまりゅうひでんしょ | 高島流砲術の極意を記した書。高島流の開祖・高島四郎太夫茂敦は、オランダ人将校に西洋砲術を学び、その優れた技術をこの秘伝書に書き残したという。 |
九等級 日本 | 天山流砲術書 てんざんりゅうほうじゅつしょ | 天山流砲術の極意を記した書。開祖・阪本俊豈は父・英臣に荻野流を学んだ後、研究を重ね、十数発を自由に発射できる回転式機関砲を発明し、一派を開いた。 |
十等級 日本 | 中島流砲術書 なかじまりゅうほうじゅつしょ | 中島流砲術の極意を記した書。中島流は中島太兵衛長守が武衛流・自得流・佐々木流の技を学んだ後に編み出した砲術。特に棒火矢の扱いに優れていた。 |
- 知識書 - 政治上昇
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 明国 | 史記 しき | 中国前漢の武帝に仕えた司馬遷が著した史書。二十四史の1つで、第1の正史。上古の黄帝から武帝に至るまでの中国の歴史が、全130巻に収められている。 |
一等級 明国 | 貞観政要 じょうかんせいよう | 中国唐の太宗の問答のうち、政治倫理に関するものを呉兢が編んだ書。「善政の典型」として古くから天皇や公家に愛読され、徳川家康も好んで読んだという。 |
一等級 日本 | 日本書紀 にほんしょき | 奈良時代に成立した日本最古の歴史書。元正天皇の命により、舎人親王らが編纂した。神代から持統天皇までの間に起こった様々な出来事を漢文で記している。 |
二等級 日本 | 貞永式目抄 じょうえいしきもくしょう | 儒学者・清原宣賢による貞永式目(御成敗式目)の注釈書。貞永式目は鎌倉時代に成立した武家の法令で、戦国時代の武家の子弟には必読の書であった。 |
二等級 明国 | 論語 ろんご | 儒家の祖として名高い孔子の言行録。孔子は中国春秋時代の魯国の政治に携わり理想の君子が持つべき「仁」を唱えた。日本人にも多大な影響を与えた名著。 |
三等級 明国 | 春秋左氏伝 しゅんじゅうさじでん | 中国春秋時代の魯国の年代記『春秋』に左丘明なる人物が注釈をほどこした書。春秋時代の列国の興亡、軍事、文化、当時の人々の群像などが記されている。 |
三等級 日本 | 憔談治要 しょうだんちよう | 室町時代、一条兼良が著した随筆。9代将軍・足利義尚が執筆を命じたとされ、将軍としての心得や有能な家臣の選び方などが記されている。 |
四等級 日本 | 古事記 こじき | 奈良時代初めに編纂された日本最古の歴史書。神代から推古天皇までの天皇家にまつわる神話や伝承が記されている。有名なものに「天の岩戸」などがある。 |
四等級 明国 | 十八史略 じゅうはっしりゃく | 中国元代初めに曾先之が著した歴史書。「史記」以来17の歴代の正史に、宋代の史書を加えた十八史を省略してまとめたもの。初学者向けに書かれたという。 |
五等級 日本 | 政事要略 せいじようりゃく | 平安時代中期の明法博士・令宗允亮が、平安時代の決まり事について記した書。当時の年中行事や雑事などに関して詳述し、全130巻に及んだという。 |
五等級 南蛮 | 日本大文典 にほんだいぶんてん | 宣教師・ロドリゲス=ツヅが著した書。日本語の品詞論、文章論、文体論などが記されている。戦国時代の日本語を研究する上で貴重な資料である。 |
六等級 日本 | 延喜式 えんぎしき | 平安時代の法律・養老律令を補足する施行細則をまとめた書物。書名は、編纂を開始した当時の年号・延喜にちなむ。全50巻に渡る大法典、及び百科全書。 |
六等級 明国 | 漢書 かんじょ | 中国前漢の歴史を後漢の班固らが紀伝体で著した歴史書。『史記』に次ぐ第2の正史である。高祖の漢建国、武帝の匈奴征伐などを描く。 |
七等級 日本 | 吾妻鏡 あづまかがみ | 鎌倉時代、幕府が自らの歴史を編年体で綴った歴史書。源頼朝の挙兵から前将軍宗尊親王の帰京までを描く。鎌倉武士団や運慶の記述も見られる。 |
七等級 明国 | 資治通鑑 しじつがん | 中国周代末から唐末までの歴史を、宋の司馬光が編年体で綴った歴史書。成立当初より名著の誉れ高く、書名は北宋皇帝より賜った「政治の参考になる」の意。 |
八等級 南蛮 | 日葡辞書 にちぽじしょ | 1603年にイエズス会の宣教師たちが編纂した辞書。日常語に加えて歌言葉・女房言葉・方言などが約32800語収録されている。 |
八等級 日本 | 和漢朗詠集 わかんろうえいしゅう | 戦国時代の上級武士の必読書。元服が近くなると四書五経や兵法書とともに読まれ、詩作や和歌の教養の源になったといわれる。 |
九等級 日本 | 尺素往来 せきそおうらい | 1522年に公卿・橋本公夏が写本した雑学書。政治的な事柄から銘酒の種類、諸国の土産品比べに至るまで、その内容は非常に広い範囲に及んでいる。 |
九等級 日本 | 塵塚物語 ちりづかものがたり | 1552年に成立した説話集。6巻からなり、古代・中世の故事・見聞が65編収録されている。乱世を生きる武家の、教訓的で興味深い話が多く含まれる。 |
十等級 日本 | 節用集 せつようしゅう | 戦国時代に刊行された国語事典。書名は「費用の節約」(金と手間と時間が省ける)に由来する。この事典で戦国時代の日本語の語彙をおおむね理解できる。 |
十等級 日本 | 庭訓往来 ていきんおうらい | 室町時代前期頃に成立した往来物(教科書)。往復書簡の形式で、社会全般の事物に関する単語、知識、心得などを取りあげ、庶民の教育に大きく貢献した。 |
- 兵法書 - 知略上昇
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 明国 | 呉子 ごし | 古代中国の兵法書。武経七書の1つ。治国・情報・兵の管理や統率について記述されている。「孫子」に劣らぬ兵法書といわれる。 |
一等級 明国 | 孫子 そんし | 古代中国の兵法書。武経七書の1つ。多くの戦国武将が愛読した兵法書として有名。武田信玄の「風林火山」の旗印は、孫子の言葉を引用したものである。 |
一等級 日本 | 鎌倉大草紙 かまくらおおぞうし | 室町時代末期に成立した軍記物語。作者は不詳。鎌倉公方を中心に、1379年から約100年の間の、関東地方の政治動向や武将たちの動静を記している。 |
二等級 明国 | 黄石公三略 おうせきこうさんりゃく | 古代中国の兵法書。武経七書の1つ。通称、「三略」といわれ、政治・用兵・戦略の通則を3巻にまとめたもの。六韜と合わせて「六韜三略」と呼ばれる。 |
二等級 明国 | 六韜 りくとう | 古代中国の兵法書。武経七書の1つ。政治や戦術・用兵・戦略に関する先人の知恵を6巻にまとめたもの。韜とは、兵法書を収める革製の袋のことである。 |
三等級 明国 | 三國志演義 さんごくしえんぎ | 中国の三国時代を舞台に英雄たちの活躍を描いた長編小説。正史を基本とした上で、野に伝わる伝説・逸話を多く取り入れ、物語を盛り上げている。 |
三等級 日本 | 太平記 たいへいき | 南北朝の対立を南朝側の立場から描いた軍記物語。戦国武将が兵法書の代わりとして読んでいた。吉川元春が陣中で全巻を書写したことが知られている。 |
四等級 明国 | 司馬法 しばほう | 古代中国の兵法書。武経七書の1つ。斉の大司馬・田穣苴らの兵法を基に記されたといわれる。大司馬とは軍事を司る最高長官を指していう。 |
四等級 日本 | 平家物語 へいけものがたり | 平清盛をはじめとする平氏一門の繁栄と滅亡を描いた軍記物語。琵琶法師が節をつけて語った。「祇園精舎の鐘の声」で始まる冒頭の一節が特に有名である。 |
五等級 明国 | 三十六計 さんじゅうろくけい | 中国古代兵法の粋を集めた兵法書。著者不明。勝戦・敵戦・功戦・混戦・併戦・敗戦の六部をさらに六計に分類して論じる。最上の策は戦を避けることと説く。 |
五等級 明国 | 水滸伝 すいこでん | 作者は施耐庵とも羅貫中とも。個性豊かな無頼漢たちの奔放な活躍を描いた悪漢小説。中国の宋代を舞台に梁山泊に集った無頼漢が巨悪に立ち向かう様を描く。 |
六等級 日本 | 義経記 ぎけいき | 源義経の一代記。牛若丸と弁慶、源平合戦、吉野山への逃亡と静御前、奥州平泉での最期などを「悲運の判官」として描く。室町時代中期の作か。作者は未詳。 |
六等級 日本 | 梅松論 ばいしょうろん | 南北朝時代の動乱を描いた歴史書。作者不明。足利尊氏・直義兄弟が室町幕府を樹立するまでの経緯や、幕府の正当性と永続とを、梅松にたとえて物語る。 |
七等級 明国 | 尉繚子 うつりょうし | 古代中国の兵法書。武経七書の1つ。秦の始皇帝に仕えた兵法家・尉繚の説を集めた書とも偽書ともいわれる。正攻法を論じ、孫子・呉子に次ぐとも評される。 |
七等級 明国 | 蒙古秘史 もうこひし | モンゴルの英雄・チンギス=ハンを主人公とする歴史物語。始祖から中国元朝を興すまでの、民族の歴史を壮大に描く。明代まで宮殿に眠っていた「秘史」。 |
八等級 日本 | 応仁記 おうにんき | 応仁の乱を描いた戦記物。将軍・足利義政の失政から山名持豊が死去するまでを内容としている。室町時代後期の作とされているが、成立も作者も不明である。 |
八等級 明国 | 鬼谷子 きこくし | 中国・春秋戦国時代の思想家・鬼谷子が記したとされる。彼は縦横家の蘇秦や張儀の師であり、権謀術数の中でも説得術に長じていたという。 |
九等級 日本 | 承久記 じょうきゅうき | 承久の乱を描いた軍記物。四部之合戦書の1つ。後鳥羽天皇の即位から、承久の乱の原因・経過を記し、土御門上皇が流されるまでを克明に描いている。 |
九等級 明国 | 李衛公問対 りえいこうもんたい | 古代中国の兵法書。武経七書の1つ。唐の太宗の政治や兵法に関する問いかけに家臣・李靖がその要諦を説く。太宗は唐建国の立役者で、賢君として知られる。 |
十等級 日本 | 永享記 えいきょうき | 室町時代中期以降の関東の歴史を描いた軍記物。永享の乱から、結城合戦、山内上杉家と扇谷上杉家の対立、北条早雲の登場までを描く。 |
十等級 明国 | 戦国策 せんごくさく | 中国周時代から秦の始皇帝時代までの遊説子の故事を、前漢末の劉向が12カ国別に編纂した兵法書。「一挙両得」「禍転じて福と成す」等の成語を伝える。 |
- 医書 - 健康維持
等級 生産国 | 家宝名 | 由来 |
一等級 日本 | 医書大全 いしょたいぜん | 明国で成立した医学書。堺の医者・阿佐井野宗瑞が私財を投じて記述内容の誤りを正し、復刻・刊行した。日本で最初の医学書となった。 |
一等級 日本 | 医方明鑑 いほうめいかん | 戦国時代の医者・曲直瀬玄朔が著した医書。玄朔は道三の弟子で、正親町天皇や豊臣秀吉らに仕えた当代屈指の名医。屠蘇白散などの良薬も作っていたという。 |
三等級 日本 | 三喜廻翁医書 さんきかいおういしょ | 古河足利家に仕えた医者・田代三喜の著書。三喜は明国で李朱医学を学び、帰国後も関東で医学の普及に努めた。門下に近世漢方医学の祖・曲直瀬道三がいる。 |
五等級 日本 | 啓迪集 けいてきしゅう | 近世漢方医学の祖・曲直瀬道三が著し、正親町天皇に献上した医術書。全8巻。ほとんどの病気が網羅されたその内容に天皇は深く感銘を受けたという。 |
七等級 日本 | 徳本医方 とくほんいほう | 甲斐武田家に仕えた医家・永田徳本の記した医書。徳本は独自の医方を生み出して、薬の知識に長じ、医家の道徳も説いた。118歳まで生きたと伝えられる。 |
九等級 日本 | 八十一難経 はちじゅういちなんきょう | 越前国主・朝倉孝景が城下の僧侶に校訂させ、刊行した古代中国の医学書。一乗谷文化の遺品の1つであり、朝倉家滅亡時に持ち出された版木が現存する。 |
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