『信長の野望 蒼天録』幕府役職一覧
位階 | 役職名 | 説明 |
24 | 征夷大将軍 せいいたいしょうぐん | 武家政権・幕府の首長。もとは蝦夷征討軍の総指揮官を指す。のちに兵馬・政務の総帥権を朝廷より任された。源頼朝、足利尊氏、徳川家康らが叙任された。 |
21 | 管領 かんれい | 将軍の補佐職。幕府内では将軍に次ぐ役職であり、政務全般を取り仕切った。斯波家、細川家、畠山家が代々交替で務めた。応仁の乱以降、実権を失う。 |
19 | 関東管領 かんとうかんれい | 関東の軍事・政務一切を取り仕切る役。鎌倉に府を設け、東国諸国を監視下に置いた。足利尊氏の次子・基氏の子孫や山内上杉家などに世襲された。 |
18 | 侍所所司 さむらいどころしょし | 侍所の長官。朝廷・幕府の警備を務め、謀叛や殺傷事件などを取り締まった。赤松家、一色家、山名家、京極家が交替で務め、これらの家は四職と呼ばれた。 |
18 | 政所執事 まんどころしつじ | 政所の長官。幕府の財政を扱い、税や土地などに関する訴訟を裁いた。京極家、佐々木家、二階堂家、伊勢家らが任じられた。 |
17 | 問注所執事 もんぢゅうじょしつじ | 問注所の長官。室町幕府の問注所は、記録や文書の正誤判断や保管を主な業務とした。町野家、大田家が代々この職を務めた。下位に執事代、寄人の職がある。 |
17 | 引付頭人 ひきつけとうにん | あらゆる訴訟を裁定する役職。足利将軍家の一族である吉良家、石橋家などが就くと「正頭」、摂津家や二階堂家などが就くと「権頭」といった。 |
16 | 評定衆 ひょうじょうしゅう | 政治全般を議論し、実行を命じる役職。政所執事、問注所執事が兼ねることもあった。幕府の有職故実に通じた者が任じられ、中原家、三善家などが務めた。 |
15 | 九州探題 きゅうしゅうたんだい | 九州地方の軍事・政務を取り仕切る役。足利尊氏が九州で挙兵する際に一色範氏を派遣し九州統治を進めたのが始まりだという。応仁の乱後は、実権を失う。 |
14 | 西国探題 さいごくたんだい | 中国地方の軍事・政務を取り仕切る役。山陰・山陽の要路や町などを治め、中国探題とも呼ばれた。もとは鎌倉時代後期に元寇の再来に備えて設置されたもの。 |
13 | 奥州探題 おうしゅうたんだい | 陸奥・出羽国の軍事・政務を取り仕切る役。羽州探題が設置されてからは陸奥一国を管轄した。畠山家、吉良家に続いて斯波家が世襲し、大崎家と名乗った。 |
12 | 羽州探題 うしゅうたんだい | 出羽一国の軍事・政務を取り仕切る役。1356年に出羽に入国した斯波兼頼の子孫が山形家、最上家を名乗り、国人を指揮した。のちに最上義光が自称した。 |
11 | 御相伴衆 おしょうばんしゅう | 将軍との陪食を許された者。実際には斯波家、細川家、畠山の三管領家などの名門出の者でありながら、役職に就いていない者が選ばれ、こう呼ばれた。 |
10 | 国持衆 くにもちしゅう | 足利将軍家一族や名門出の者のうち、管領や御相伴衆に列せられていない者をいう。賀正の式典では、御相伴衆の次に並ぶことを許された。 |
10 | 外様衆 とざましゅう | 国持衆の分家や、門閥や領地が国持衆に次ぐ者をいう。実際には足利将軍家や譜代の臣と親密ではなく、ただ臣下の礼をとっている者を指す。 |
10 | 御供衆 おともしゅう | 初代将軍・足利尊氏の挙兵の際、鎌倉から御供して上洛した者をいう。その子孫も代々この称号を世襲した。御供衆などの役職は席次を指し、特に任務はない。 |
09 | 大和守護 やまとしゅご | 大和国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。興福寺、北畠家、筒井家らが叙任された。 |
09 | 河内守護 かわちしゅご | 河内国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。細川家、畠山家などが叙任された。 |
09 | 伊勢守護 いせしゅご | 伊勢国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。一色家、北畠家などが叙任された。 |
09 | 武蔵守護 むさししゅご | 武蔵国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。山内上杉家などが叙任された。 |
09 | 上総守護 かずさしゅご | 上総国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。宇都宮家、千葉家などが叙任された。 |
09 | 下総守護 しもうさしゅご | 下総国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。千葉家などが叙任された。 |
09 | 常陸守護 ひたちしゅご | 常陸国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。佐竹家などが叙任された。 |
09 | 近江守護 おうみしゅご | 近江国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。細川家、六角家などが叙任された。 |
09 | 上野守護 こうづけしゅご | 上野国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。山内上杉家が代々叙任された。 |
09 | 越前守護 えちぜんしゅご | 越前国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。当初は中央から派遣されたが、次第に土着した。甲斐家、朝倉家などが叙任された。 |
09 | 播磨守護 はりましゅご | 播磨国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。赤松家、山名家などが叙任された。 |
09 | 肥後守護 ひごしゅご | 肥後国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。菊地家などが叙任された。 |
07 | 山城守護 やましろしゅご | 山城国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。畠山家、細川家などが叙任された。 |
07 | 摂津守護 せっつしゅご | 摂津国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。山名家、細川家などが叙任された。 |
07 | 尾張守護 おわりしゅご | 尾張国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。斯波家などが叙任された。 |
07 | 三河守護 みかわしゅご | 三河国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。一色家、細川家などが叙任された。 |
07 | 遠江守護 とおとうみしゅご | 遠江国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。今川家、斯波家などが叙任された。 |
07 | 駿河守護 するがしゅご | 駿河国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。今川家が代々叙任された。 |
07 | 甲斐守護 かいしゅご | 甲斐国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。武田家が代々叙任された。 |
07 | 相模守護 さがみしゅご | 相模国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。扇谷上杉家などが叙任された。 |
07 | 美濃守護 みのしゅご | 美濃国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。斉藤家、土岐家などが叙任された。 |
07 | 信濃守護 しなのしゅご | 信濃国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。小笠原家などが叙任された。 |
07 | 下野守護 しもつけしゅご | 下野国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。小山家、結城家などが叙任された。 |
07 | 加賀守護 かがしゅご | 加賀国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。富樫家などが叙任された。 |
07 | 越中守護 えっちゅうしゅご | 越中国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。畠山家などが叙任された。 |
07 | 越後守護 えちごしゅご | 越後国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。山内上杉家などが叙任された。 |
07 | 丹波守護 たんばしゅご | 丹後国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。細川家などが叙任された。 |
07 | 但馬守護 たじましゅご | 但馬国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。山名家などが叙任された。 |
07 | 因幡守護 いなばしゅご | 因幡国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。山名家などが叙任された。 |
07 | 出雲守護 いずもしゅご | 出雲国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。京極家、尼子家などが叙任された。 |
07 | 美作守護 みまさかしゅご | 美作国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。山名家、尼子家などが叙任された。 |
07 | 備前守護 びぜんしゅご | 備前国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。山名家、赤松家などが叙任された。 |
07 | 備中守護 びっちゅうしゅご | 備中国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。細川家、毛利家などが叙任された。 |
07 | 備後守護 びんごしゅご | 備後国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。山名家などが叙任された。 |
07 | 安芸守護 あきしゅご | 安芸国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。大内家などが叙任された。 |
07 | 周防守護 すおうしゅご | 周防国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。大内家などが叙任された。 |
07 | 紀伊守護 きいしゅご | 紀伊国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。畠山家などが叙任された。 |
07 | 阿波守護 あわしゅご | 阿波国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。細川家などが叙任された。 |
07 | 讃岐守護 さぬきしゅご | 讃岐国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。細川家などが叙任された。 |
07 | 伊予守護 いよしゅご | 伊予国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。河野家、細川家などが叙任された。 |
07 | 筑前守護 ちくぜんしゅご | 筑前国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。少弐家、大内家などが叙任された。 |
07 | 筑後守護 ちくごしゅご | 筑後国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。大友家などが叙任された。 |
07 | 肥前守護 ひぜんしゅご | 肥前国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。渋川家、少弐家などが叙任された。 |
07 | 豊前守護 ぶぜんしゅご | 豊前国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。少弐家、大友家などが叙任された。 |
07 | 豊後守護 ぶんごしゅご | 豊後国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。大友家などが叙任された。 |
05 | 能登守護 のとしゅご | 能登国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。応仁の乱以降、大名たちの割拠の大義名分となる。吉見家、畠山家などが叙任された。 |
05 | 丹後守護 たんごしゅご | 丹後国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。税を取る地頭(じとう)を家臣化し、勢力を拡大した。一色家などが叙任された。 |
05 | 石見守護 いわみしゅご | 石見国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。税を取る地頭(じとう)を家臣化し、勢力を拡大した。山名家、大友家などが叙任された。 |
05 | 土佐守護 とさしゅご | 土佐国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。税を取る地頭(じとう)を家臣化し、勢力を拡大した。細川家などが叙任された。 |
05 | 日向守護 ひゅうがしゅご | 日向国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。税を取る地頭(じとう)を家臣化し、勢力を拡大した。島津家などが叙任された。 |
05 | 大隈守護 おおすみしゅご | 大隈国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。税を取る地頭(じとう)を家臣化し、勢力を拡大した。島津家などが叙任された。 |
05 | 薩摩守護 さつましゅご | 薩摩国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。税を取る地頭(じとう)を家臣化し、勢力を拡大した。島津家などが叙任された。 |
03 | 伊賀守護 いがしゅご | 伊賀国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。鎌倉時代の守護は警備・逮捕の任務だけだった。仁木家、山名家などが叙任された。 |
03 | 飛騨守護 ひだしゅご | 飛騨国の領民や武士らを束ね、土地を管理するために置かれた役職。鎌倉時代の守護は警備・逮捕の任務だけだった。京極家などが叙任された。 |
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