『信長の野望 革新』家宝一覧-茶道具-
茶道具 | 武具 | 書物 | 美術品・その他 |
- 水墨画 -
等級 生産国 | 家宝名 | 効果 戦法 | 由来 |
一等級 明国 | 瀟湘八景図 しょうしょうはっけいず | - - | 中国湖南省の瀟水と湘水が合流して洞庭湖に注ぐ辺りの風景を、8つ選んで画材としたもの。牧渓や玉澗など多くの画家の絵があり、茶人の間で珍重された。 |
三等級 明国 | 布袋図 ほていず | - - | 中国南宋代の画家・牧渓筆の墨絵。半身に構えた布袋が左手で腹をさすっているので、腹摩布袋と呼ばれる。上杉謙信や徳川将軍家が所有した。 |
五等級 明国 | 観音図 かんのんず | - - | 中国南宋代の画家・牧渓筆の墨絵。観世音像を描いた絵で、足利義満の秘蔵品として知られる。のちに太原雪斎が手に入れ、50貫文で大徳寺に引き渡した。 |
七等級 明国 | 石菖蒲図 せきしょうぶず | - - | 中国元代の画家・柏子庭筆の墨絵。珠光名物の1つに数えられる。石を模した貝殻に菖蒲を配したので、この名がある。堺衆の平野道是が所有した。 |
九等級 明国 | 栗柿図 くりかきず | - - | 中国南宋代の画家・牧渓筆の水墨画。双幅で「くりはえだにあり、柿はへたがつき候て、ならべてあり」と『津田宗及茶湯日記』は伝えている。 |
- 彩色画 -
等級 生産国 | 家宝名 | 効果 戦法 | 由来 |
二等級 明国 | 白鷺図 しらさぎず | - - | 中国北宋代の画家・徐熙筆の絹地本双幅の彩色画。松屋三名物の1つで、珠光名物でもある。千利休はこの絵を見て、茶道の極意を悟ったといわれている。 |
四等級 日本 | 四季花鳥図 しきかちょうず | - - | 室町時代の画家・狩野元信作の彩色画。襖8面分に、巨大な松樹、湖面、鳥などを描く。元信は狩野派の始祖・狩野正信の子で、その画才は高く評価される。 |
六等級 明国 | 菓子図 かしず | - - | 中国北宋代の画家・趙昌筆の絹地本双幅の彩色画。左絵は瓜と蓮などを、右絵は柘榴と桃などを配している。織田信長が所有したが、本能寺の変で焼失した。 |
八等級 明国 | 鴨図 かもず | - - | 中国北宋末期の皇帝・徽宗筆の絹地彩色の掛絵。左絵に片足を上げて足先を下げた雌鴨、右絵に雄鴨を描く。左絵は平野宗恵、右絵は博多屋宗寿が所持した。 |
十等級 明国 | 夕陽朝山図 せきようちょうさんず | - - | 中国南宋代の画家・馬麟筆の山水画。左絵は夕陽、右絵は朝山が描かれている。朝山の絵は紹鴎名物で、豊臣秀吉が所有していた。団扇に描いた丸絵である。 |
- 菓子 -
等級 生産国 | 家宝名 | 効果 戦法 | 由来 |
一等級 日本 | 胡桃餅 くるみもち | - 篭絡 | 堺の銘菓。金輪際という名の豆を使って作る、季節の菓子。当時は南蛮餅と称して作り方も南蛮風であったという。現在の胡桃餅はその亜流といわれる。 |
三等級 日本 | 麦落雁 むぎらくがん | - 篭絡 | 上野・館林の銘菓。館林は大麦の産地。大麦を炒って粉末状にし、砂糖などを加えて打物にする。六角の袴腰の形は趣き深く、口に入れれば香ばしい。 |
五等級 南蛮 | カステラ かすてら | - 篭絡 | 小麦粉、鶏卵、白砂糖などで作る南蛮菓子。名はスペインのカスティリヤ地方に由来する。初め病人の薬とされたが、茶席にも出されるようになり、流行した。 |
七等級 南蛮 | ビスケット びすけっと | - - | 小麦粉を練った生地を成型して焼いた南蛮菓子。当時の日本人の口にあわず、人気がなかったともいわれる。語源はラテン語で「二度焼き」の意味。 |
九等級 南蛮 | 金平糖 こんぺいとう | - - | 砂糖や蜜を主な材料とする南蛮渡来の菓子。ルイス=フロイスが信長に献上した南蛮の珍品の中には、この金平糖も含まれていた。 |
- 地酒 -
等級 生産国 | 家宝名 | 効果 戦法 | 由来 |
一等級 南蛮 | 葡萄酒 ぶどうしゅ | - 罵声 | 葡萄の実を丸ごと発酵させて造った南蛮渡来の醸造酒。フランシスコ=ザビエルが島津貴久に献上した1本が、日本に初めて持ち込まれたものといわれる。 |
三等級 南蛮 | 発泡酒 はっぽうしゅ | - 罵声 | 発泡性の泡を含んだ葡萄酒の一種。一度醸造した葡萄酒に糖分と酵母を加え、もう一度発酵させて造る。フランスの僧侶が考案したといわれる。 |
五等級 日本 | 菩提泉 ぼだいせん | - 罵声 | 清酒発祥の地・菩提山正暦寺で造られた清酒。織田信長が徳川家康を安土に招いてこの酒でもてなしたところ、家康は大いに喜んだという。 |
七等級 日本 | 泡盛 あわもり | - - | 米を原料とする琉球独特の蒸留酒。その製造法は、室町時代初めにシャムから伝わる。その後、琉球国の貿易品として珍重されるようになった。 |
九等級 南蛮 | 麦酒 むぎしゅ | - - | 麦芽を主原料に作られた南蛮渡来の酒の一種。砕いた麦芽に水を加え、発酵させて造る。強い発泡性を持ち、喉越しが非常に爽やかである。 |
- 香木 -
等級 生産国 | 家宝名 | 効果 戦法 | 由来 |
一等級 日本 | 蘭奢待 らんじゃたい | - 同士討 | 東大寺正倉院御物の香木。織田信長が戦国武将としては初めて拝領した。これは足利義政以来のことで、信長が天下の統治者となったことを示すものであった。 |
二等級 日本 | 紅塵 こうじん | - 同士討 | 伽羅香木で、聖武天皇に献上されたものと伝えられている。十種の名香の1つ。紅塵とは王城、すなわち都を称えた美称で、「都は塵も紅なり」という意味。 |
三等級 日本 | 楊貴妃 ようきひ | - 同士討 | 伽羅香木で、五十種名香の1つに数えられる。楊貴妃は美麗で名高い、唐の玄宗皇帝の愛妃。日本でも、花のように美しく芳しいものの美称として用いた。 |
四等級 日本 | 花散里 はなちるさと | - - | 伽羅香木で、五十種名香の1つ。「花散里」は『源氏物語』に登場する女性。香味は苦酸とされる。香味は苦・辛・鹹・甘・酸の5種類を配して聞いた。 |
五等級 日本 | 夕時雨 ゆうしぐれ | - - | 五十種名香の1つ。香木は真南蛮(別名真南賀)。名香とされるのは、真南蛮の他に伽羅、真那変、真那加、羅国、赤旃壇などの香木を用いたもの。 |
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