「白沢図」について
白沢(白澤)は中国の霊獣で、『三海経』に、「東望山(江南省) また、『黄帝内伝』には、『黄帝(中国古代伝説の王で三皇 『白沢図』は世界最古の妖怪図鑑ともいうべきもので、これに |
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鳥山石燕が描いた百鬼夜行シリーズ(『画図百鬼夜行』、『今昔 画図続百鬼』、『今昔百鬼拾遺』)の最後を飾る妖怪が「白沢 (白澤)」である。その今昔百鬼拾遺に、「黄帝東巡し、白沢一たび 見る。怪を避け害を除き、靡く所偏せず。摸捫窩賛(ももんがさん)」 とある。「靡く所偏せず」とは、「従うところには争い事はなくなる」 という意味。 石燕が自分の妖怪図鑑である百鬼夜行シリーズ三部作の最後に |