戦国時代ニュース 過去の紹介記事[2013年2月15日-2月28日]

『へうげもの』(山田芳裕)第16服 『つらつらわらじ〜備前熊田家参勤絵巻〜』(オノ・ナツメ)第5巻 古事記巻之一『ナムジ 大國主』(安彦良和)完全版・四 『ホークウッド』(トミイ大塚)第3巻 『ぼおるぺん 古事記』(こうの史代)[三] 『ヤマトタケル』(安彦良和)第1巻 『天智と天武〜新説・日本書紀〜』(原作:園村昌弘 、漫画:中村真理子)第1巻

【まとめ】 平成25年2月に開催される戦国武将関係のイベントはこちら


∇2013/02/28 (木)∇

◆出入り口の石垣出土 甲賀の水口岡山城跡 ...[中日新聞]
◆虎口に破城石垣跡 水口岡山城「重要拠点」裏付け ...[MSN産経ニュース]
◆秀吉、天下統一夢見た石垣 滋賀・水口岡山城の山頂に ...[日経新聞]

豊臣の治世で築かれた城のほとんどは破壊され、石垣も破壊されたものが多い。
水口岡山城は1585年に羽柴(後の豊臣)秀吉の重臣・中村一氏が築城し、
関ケ原の戦い(1600年)後に廃城となった短命の城。城の構造などを伝える史料は少なく、
地元でも“幻の城”とも呼ばれていた。

3日(日)午後1時半から現地説明会が開催されます。
【関連サイト】 >>水口岡山城第1次発掘調査現地説明会 ...[甲賀市]

「幻の城」といえば、知多市の大草城跡へ行って来ました。
大草城跡
築城を始めたのは茶人として有名な有楽斎こと織田長益ですが、 完成を前に本能寺の変が勃発。
その後、小牧長久手の戦いを経て摂津の味舌へ移封されたため、未完のまま廃城となりました。
現在は公園として整備され、展望台を兼ねた模擬天守が設置。
入口部の不自然な窓枠や、すぐ隣の電柱との対比で一見すると微妙な模擬天守に見えますが、
実際に登ってみると予想以上に高く、周辺の市街地や三河湾を一望出来ます。
(当日は風が強くて長時間の滞在が辛かった・・・)
周囲には水堀や土塁、二の丸広場も残っていたり、隣に勝幡織田氏との関わりのある津島神社と
弘法大師ゆかりの地蔵寺もあるので、そこそこ歩いて楽しめます。

近日開催される催し

■3月3日(日) 「戦国動乱!飯島城の戦い」 ...[ふたつのアルプスが見えるまち飯島町]

【関連記事】 >>飯島で城跡舞台に手作りの鎧兜で模擬合戦! ...[信濃毎日新聞 ]

■3月2日(土)講座「戦国の軍師たち-雪斎と山本勘助を中心に-」 ...[静岡市清水区生涯学習交流館]

講師はおなじみの小和田哲男先生。
2月15日(金)までに往復はがきによる申し込みが必要です。

お城関係の記事

■近江戦国探訪:佐々木六角氏の居城・観音寺城の石垣を探検しよう 近江八幡で3月20日 ...[毎日jp]
参加申し込みは3月18日まで。定員は 100 人で先着順。参加費 350 円(保険、資料費など)。
申し込みは電話かファクスかメールで、近江八幡市安土町下豊浦の県教委城郭調査事務所で

【関連リンク】 >>近江戦国探訪「観音寺城を探検する2012」のご案内 ...[滋賀県]

■白石城:段ボールで 東京の城郭模型創作家が制作、市に寄付され展示・公開 ...[毎日jp]

■石垣山一夜城の井戸曲輪、落石で保全急ぐ ...[カナロコ]

■彦根城ロケが急増 姫路城修理も一因 ...[中日新聞]

■時代劇映画「蠢動」 上野城で撮影始まる 石垣上で殺陣の一幕 ...[伊勢新聞]

■郡山城石垣積み替えへ 大和郡山市当初予算案 ...[MSN産経ニュース]
郡山城は、戦国武将の筒井順慶織田信長の支援を受けて、大和を統一後、築城を開始。天正11年(1583年)に
天守閣が完成した。その後は、豊臣秀吉の弟・秀長が、大和・紀伊・和泉を合わせた100万石の領主として
郡山城入りした。郡山は大坂城を守るうえで重要な土地で、郡山城では大規模な城郭づくりが進められた。
現在の郡山城の大部分が、この時期に造られたとされる。
■丹後の山城、戦国期の様子を紹介 宮津で展示 ...[京都新聞]

企画展「丹後の中世城館」は 京都府立丹後郷土資料館にて3月31日(日)まで開催。
3月9日(土)には文化財講座「丹後中世城跡調査を終えて」も。

■姫路城の修理見学施設、来年1月15日閉館 ...[読売新聞]

■全国山城サミット11月開催 竹田城跡の人気拡大狙う ...[朝日新聞]

■歴史ロマンと眺望にうっとり 角牟礼城跡 ...[大分合同新聞]
■17世紀末以降に角牟礼城修復か 現地説明会に70人 ...[西日本新聞]

戦国時代ニュース

■「保科正之公こそ大河に」 つくる会がNHKへ署名50万人 ...[長野日報]

■斬新 サムライ・リボン 伝統の「真田ひも」欧州へ ...[中日新聞]

記事中では真田昌幸&幸村が使っていたとなってますが、九度山で蟄居中に内職してたイメージ。
そういえば「真田紐」に似ていることから命名された「サナダムシ」という寄生虫がいるけど、
徳川家康も寄生虫に苦しめられたことも由来になっているのかな?

■学生落語、日本一競う 岐阜市で策伝大賞が開幕 ...[岐阜新聞]

落語の祖といわれる僧・安楽庵策伝は金森長近の弟で「醒睡笑」の著者。
そのうち『へうげもの』にも登場しないかな?

■信長検定、全国 1,500 人出陣 岐阜市などで初開催 ...[岐阜新聞]

■土佐藩主山内家墓所 国史跡指定に向けて調査 ...[高知新聞]


∇2013/02/24 (日)∇ 関鍛冶伝承館「信長の野望 日本刀の世界展」

◆関鍛冶伝承館で信長の野望「日本刀の世界展」開催 ...[関市観光協会|Facebook]

関鍛冶伝承館10周年と「信長の野望」発売30周年を記念した、関市とコーエーテクモゲームス合同企画イベント。
開催期間は3月3日(日)から5月6日(月)までとありますが、チラシに「春の陣」とあるので、年間を通じて継続されるかも。
他にも刃物関連施設でのクイズラリー、長良川鉄道で「信長の野望」のラッピング車両(限定フリー切符の販売も)、
武将隊の演武等など、多くの企画が予定されております。

他の地方でも「信長の野望」発売30周年記念のコラボイベントが開催されるのではないか、非常に気になる所。
この「日本刀の世界展」も1週間後に開催なのにコーエーテクモホールディングスの公式サイトでの発表もなく、
関市観光協会さんの方も良く出来た専用サイトがあるのに Facebook のみの公開というのは非常に勿体無い気も。
ひょっとして「春の陣」は関市で、「夏の陣」は別の場所で・・・ということになるのかな?

募集関連

クリス・グレンと行く!関ケ原合戦ツアー【西軍編】
小和田哲男先生と行く!関ケ原合戦ツアー【東軍編】

第9回 孫市まつり
■4月29日(月)「第31回 上田真田まつり」武者行列・決戦劇の参加者を募集します ...[上田市]

参加費は無料で男女不問、衣装や着替場所は主催者側で用意。
募集期間は3月4日(月)までですが、先着順とのことなので申込みはお早めに。

■6月1日(土)第62回金沢百万石まつり 「珠姫役」、「前田利常公役」募集 ...[金沢百万石まつり]

4月5日(金)まで。前田利常役は金沢市内の小学1年生。とりあえず鼻毛を伸ばす必要は無さそう。

■城下町金沢築いた武将解説 3月9日に公開講座 ...[北國新聞]

>>市民公開講座「城下町金沢を築いた武将たち」| ...[北國新聞イベントガイド]
事前申込み要。3月1日(金)まで。

■3月16日(土)クリス・グレンと行く!関ケ原合戦ツアー【西軍編】 ...[関ケ原歳時記]
バス車内でクリス・グレンのトークを存分に聴きながら、西軍の本拠となった大垣城に立ち寄り、
杭瀬川を経由して決戦の地・関ケ原へ。関ケ原町歴史民俗資料館を見学、当日開催している
関ケ原合戦交流広場イベントに参加、さらには石田三成陣跡のある笹尾山から順に西軍陣所跡を、
時間の許す限り行けるところまで古戦場ウォーキングします。

参加費用は 4,000円で、集合場所は JR 名古屋駅太閤通口。
当日は関ケ原合戦交流広場でのプレシーズンイベントの他、細川忠興陣跡碑除幕式も開催。

■3月20日(水)小和田哲男先生と行く!関ケ原合戦ツアー【東軍編】 ...[関ケ原歳時記]
バス車内で小和田先生の解説を聴きながら、関ケ原に直行するのではなく、東軍が関ケ原に向けて
進撃した経路をたどります。東軍の前線拠点だった清洲城を皮切りに、木曽川を越え、西軍・織田秀信
との戦いの舞台となった米野そして岐阜城へ。続いて合渡(長良川)・呂久(揖斐川)を渡り、
決戦前日に東軍全軍が集結した赤坂に立ち寄ってから、決戦の地・関ケ原に向かいます。

参加費用は 6,000円で、集合場所は JR 名古屋駅太閤通口。

■サイクリング&ウォーキング『八上城と明智の陣城群』 ...[篠山市観光情報]
織田信長の命を受けた明智光秀の丹波攻めに対して、氷上黒井城主・赤井(荻野)直正と結んで
抵抗した八上城主・波多野秀治。激烈な籠城戦を展開した末に滅び去った秀治と光秀の戦いのあとを訪ね、
いまも土塁、堀切、竪堀などの山城遺構が残る八上城跡を探索します。

そういえば『信長の野望』では荻野直正(戦国群雄伝)と 赤井直正(武将風雲録)で
能力値が別人のように違ってましたな。

■3月31日(日)「第9回 孫市まつり」戦国仮装コスプレの参加者を募集 ...[孫市まつり公式サイト]

甲冑姿や平安衣装で武者行列に参加する方も募集しております。

■3月10日(日)徳島城博物館城郭講座「阿波北部の城跡・古戦場めぐり」&20日(水)現地見学バスツアー ...[徳島市]

はがきによる事前申込みが必要。3月1日(金)必着。

戦国時代ニュース

■鯵ケ沢町の種里城跡 国史跡指定10周年で企画展 ...[陸奥新報]

■北の堀発見 太田の中世世良田環濠集落 ...[上毛新聞]
■金沢城、アプリで解説 石川県、歴史ファン狙い ...[北國新聞]

■開設400年、境関所を復元 富山・朝日 ...[北國新聞]
境関所は1614(慶長19)年、加賀藩3代藩主前田利常が開設し、1869(明治2)年まで続いた。
■織田信長、豊臣秀吉ゆかりの芦浦観音寺に泥棒か ...[MSN産経ニュース]
■室町期の観音像盗難 本巣市文化財、窃盗容疑で捜査 ...[岐阜新聞]

■平群のNPO 地元の戦国武将紹介した静止画アニメを上映 ...[MSN産経ニュース]
このほか、信貴山千手院(平群町)の田中真瑞貫主が「信貴山城と松永弾正」、
大和郡山市文化財審議会の長田光男会長が「奈良県の戦国時代」と題して、それぞれ講演する。
同法人の長田朱美理事長は「織田信長や豊臣秀吉といった人物に、奈良も関わっていたということを
広く知ってほしい」と話している。

【関連サイト】 >>NPO法人うぶすな企画
島清興(左近)松永久秀筒井順慶などゆかりの戦国武将を描いた
静止画アニメ「大和の風」は3月9日(土)やまと郡山城ホールで放映。

■細川幽斎の足跡 舞鶴にあり 舞鶴市が冊子完成 ...[読売新聞]

■戦国の世に思いはせ 守護代宇野氏の居館跡見学会 宍粟 ...[神戸新聞]

■韓国博物館と協定永年化 名護屋城博物館 ...[佐賀新聞]


∇2013/02/20 (水)∇

◆最上義光(もがみ よしあき)公没後400年記念事業の協賛事業を募集 ...[山形市]
最上義光公と山形市の魅力を発信し、市民の参加も見込めること」が大まかな要件。
特典に「公式ロゴマーク・公式キャラクターの使用が可能」とありますが、特に募集は無く
既に決定しているのかな?

【関連 壱】
>>山形市が2013年度当初予算案を発表 一般会計6年連続増加 ...[読売新聞]
最上義光の没後400年記念事業の見積もり予算が 5,000万円 ということは、
ちょっとした催しと、その広告だけで使いきってしまいそうな気も。
同じ山形県内の 「おきたま戦国観光PR事業」も同じくらいの予算だったので、
今回の没後400年記念事業の規模の参考になるかも。

【関連 弐】
>>Togetter :第一回最上義光ミーティングまとめ
>>Togetter :最上義光シンポジウムまとめその二 最上の乱、最上統一戦争 ...[最上義光プロジェクト様より]

企画・展示

|東北|
■新発田城の発掘成果ひとめで 市立図書館で遺跡出土品展 ...[MSN産経ニュース]

新発田市立図書館で24日(日)まで。

■「風流大名」の足跡しのぶ・上越 高田図書館で榊原文書展示 ...[新潟日報]

上越市立高田図書館で24日(日)まで。
榊原文書「藩政日記」は「越後佐渡デジタルライブラリー」でも閲覧できるようです

|関東|
■小田原城ミューゼで切り絵展「北条五代展パート2」北条早雲が 4m の切り絵に ...[タウンニュース]

【関連ブログ】 >>「北条五代」展Part2 ...[小田原城ミューゼ]
4月14日(日)まで。
先日小田原城へ行った際に観ました。巨大早雲はまだ制作されておりませんでしたが、
前回の等身大図や武田24将等、作品多数で見応え十分。立体的な作りだったとは印刷物では気付きませんでした。

|近畿|
■大阪変遷「よく分かる」 大阪歴博特別展 ...[日本海新聞]

【関連サイト】 >>特別展「天下の城下町 大坂と江戸」 ...[大阪歴史博物館]
3月25日(月)まで。

■熊野水軍の歴史を紹介 和歌山県立博物館 ...[朝日新聞]

>>企画展 「熊野水軍」 ...[和歌山県立博物館]
3月3日(日)まで。

|九州|
■福岡城と支城模型で「復活」 52万石の世界 9年かけ精巧に ...[西日本新聞]
■西鉄ソラリアプラザで「福岡城と筑前城郭展」福岡城を精巧に再現 ...[西日本新聞]

■これぞ加藤清正らの甲冑 熊本城で特別展 ...[朝日新聞]
■熊本城の本丸御殿で展示会 武将の甲冑 豪華な装飾 ...[読売新聞]

【関連リンク】 >>熊本城本丸御殿 特別展『甲冑・杉戸絵展』 ...[満遊!くまもと]
3月3日(日)まで。

戦国時代ニュース

■今年の「謙信公祭」 2年ぶりガクトさん招聘へ ...[上越タウンジャーナル]
■ガクトさんに5度目の招へいへ 上越、謙信公祭 ...[新潟日報]
GACKT さんは2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」で上杉謙信を演じ、謙信公祭では同年から11年までに計4回、
謙信役を務めた。出陣行列や川中島の合戦の再現に出演し、4回とも2日間で20万人の入り込みを記録した。

今年の謙信公祭は8月24日(土)、25日(日)に開催予定。

■気分は戦国武将 甲冑講座で着付けに挑戦 小山市博物館 ...[下野新聞]

■サクラ倒木で「滝山城跡」の堀斜面崩れる 八王子市、1年半も放置 ...[東京新聞]

松平郷の松平親氏像 ■武士と花魁を町並み写真に 宇津ノ谷で撮影会 駿河区 ...[静岡新聞]

■下帯姿の湯気立つ男衆水玉奪い合う 豊田・松平東照宮 ...[中日新聞]
天下祭は徳川家康の先祖で室町時代の豪族、松平親氏が天下太平の祈願祭として始めたとされる。

そういえば松平郷の松平親氏さんの像も、肌の露出が多かったような。

■景観重要建造物に「岡崎城天守」 初指定 岡崎市 ...[読売新聞]

■紙芝居で「桶狭間の合戦」 豊明高校イラストレーション部の生徒らが制作 ...[中日新聞]

■鳥羽商工会議所 答志島を歩いて楽しんで ウオーキングマップを配布 ...[伊勢新聞]

九鬼嘉隆の首塚などを巡る「希望の道」コースも。

■鴨川河川敷に「出雲阿国ステージ」 四条河原など候補地 ...[京都新聞]

■京田辺ゆかり佐川田喜六昌俊の生涯冊子に 没後370年記念 ...[京都新聞]
佐川田喜六昌俊は1579年、下野国生まれ。大津城攻めで反徳川方として戦功をあげたが、
関ケ原合戦後、幕府重臣の永井家に見込まれて淀藩へ。淀城の造園や水車を活用した引水に
活躍したと伝わる。60歳で酬恩庵(一休寺)そばに黙々寺を結び、没するまでの5年間を過ごした。
■小早川氏の重臣・乃美氏3代の居城だった茶臼山城跡を名所に 豊栄 ...[中国新聞]

■毛利元就、隆元父子が再建した厳島神社反橋を62年ぶり修理 ...[中国新聞]

■歩いて学ぶ長宗我部 花街道に案内板 ...[読売新聞]

■手足の病やけが回復願う 嘉島町・足手荒神さん ...[くまにち.コム]
甲斐神社の祭神は戦国武将で御船城主の甲斐宗運甲斐宗運と宗立親子。
肥後国衆一揆に敗れ、手足に深手を負った宗立が里人の手厚い看護に感謝し、
「死後は手足の病に悩む人々を治し、守り神になる」と言い残したことが由来とされる。