信虎、信玄の二代に渡り武田の重鎮として活躍した譜代の老臣。少年時代の信玄の養育にあたり、武田の後継者である信玄の部将教育に尽くした。若き信玄が文学に熱中し過ぎた事で、信方が死を賭して諌めたと言うエピソードは有名である。また合戦上手として信玄に信頼され、信州攻略では常に陣頭にあって、また、武田の政治機構の最高機関「職」を甘利氏とともに務め、信玄の領国治世の輔弼の任にあたった